どうも、shiyuowです！
第3冊目の本紹介です。
今回紹介する本は、第31回メフィスト賞、第147回直木三十五賞などを受賞した辻村深月さんが丹念に描く、青春小説。『オーダーメイド殺人事件』です。
・『オーダーメイド殺人事件』
クラスで上位のリア充グループに属する小林アン。親の無理解、学校での序列に閉塞感を感じてしまい普通とは違う”特別”な存在になるために同級生の昆虫系男子、徳川に自分を被害者とした殺人事件の依頼をし、殺人事件を二人で作っていくといった内容。
この本は自分が中学2年生で厨二病に堕ち行っていた時に初めて読んで本棚に眠っていたのを改めて読んだ本で、初めて読んだ時、当時の学校の女子のドロドロ感やアンの気持ちにシンクロして鳥肌がたった記憶があります。ドロドロ感が苦手な方にはオススメできませんが、辻村深月さんの世界観が上手に表現されている作品で、思春期の頃しか感じることのできない気持ちがあると思うので、特に学生の人には読んで欲しいです。初めて読んだ時は、暗い感じの印象が強すぎて他のことをあまり覚えてなかったんですが、改めて読んでみると、暗い感じの雰囲気だけどなんだかほんわかしてしまう不思議な本のように感じました。この本を読み切ったら精神が強くなった気がしました。
今回も適当な感じで本紹介したんですがもし「この記事を見て本読んでみました〜」って人がいればコメントしてください！
この紹介を見て、読んでみようと思っていただけたら幸いです
